広島県三原市での墓じまいに立ち会い、ご遺骨を大谷本廟(京都市東山区)へお移ししました。墓は故人との思い出そのもので、代々つながってきた墓を失くす無力感も重なり、涙の別れになりました。今回は宗派の教えに沿うようお寺から提案し、その結果親鸞聖人の墓所近くへお移ししましたが、墓を仕舞うに正解はありません。墓を仕舞おうという人の涙が、すべて喜びの涙になって欲しいと願います。写真は大谷本廟に立つ開花前のソメイヨシノ