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仏華について
2022.06.16
お仏壇やお寺の本堂で尊前をお飾りいたします時、香、華、灯が重要な柱となります。このなかで解釈と工夫を最も必要とするのは華、つまり仏華で、お仏壇やお寺の本堂にお浄土のありさまを思い描き、お参りなさる方にとっても心地よいものを立てたいものです。
先日、浄土真宗本願寺派の昌平寺(しょうへいじ、所沢市旭町)を会場に、埼玉県内にある浄土真宗本願寺派寺院の住職、坊守、門徒など関係者が一堂に会して、「親鸞聖人御誕生850年・立教開宗800年慶讃お待ち受け法要」がつとめられ、仏華を浄泉寺の坊守も立てさせていただく縁をいただきました。
クジャクヒバ、ドウダンツツジ、ユキヤナギ、白菊、黄菊、カーネーション、シンビジウム、アルストロメリア、トルコキキョウ、ナルコユリを、写真のように立てさせていただきました。気温、季節、天候によって手に入る華はさまざまで、仏華に正解は無いと言われる通り、心をととのえ、心を込めて、心がひとつになるように、今後も精進を続けてまいります。