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10月20日大澤絢子さんの法話会「小説の親鸞」開催します
2019.07.05
親鸞聖人は最も多く小説になった宗教者といわれます。日本はもちろん、世界でも。大正時代に倉田百三がブームを成し、吉川英治、津本陽、三国連太郎、五木寛之が描いたのは、汚れのない宗教者ではなく、幼くして両親を亡くし、修行僧をつとめた比叡山からも追われ、師である法然上人と別れ、逆境のなかで恋、貧困、差別と向き合い、人の道との葛藤をさらけだした俗世の人、教えを心の支えに生きる人でした。
大澤絢子さんは大学院生の頃に親鸞と出会って以来、「絵巻や伝記、小説のなかで語られる親鸞のイメージ」をテーマに研究されています。今回は、小説から聞こえる親鸞聖人の声に、耳を傾けるひとときの法話会です。皆さまのお越しをお待ちしております。
2019年10月20日(sun)14時から16時
浄泉寺(吉見町長谷1678-6、電話0493-54-8803)
小学生以上おとなまで(未就学児をつれたおとなも参加できます)
親鸞聖人が描かれた小説を題材にした法話会です。親鸞聖人に関心があるけれど難しい話はどうも苦手という方に是非聞いていただきたいと思います。
参加費はご喜捨でお願いします。