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7月20日はじめての歎異抄講座開催しました
2012.07.21
毎月開催している「はじめての歎異抄講座」第10回を、7月20日(金)19時よりフレサよしみにて開催しました。6名の方にご参加いただき、 講師は住職福井学誠がつとめ、歎異抄第六章について解説させていただきました。第六章は「師弟関係について」。釈尊一代がお示しになった仏教は万人に開かれた悟りの実践でしたが、鎌倉時代、親鸞聖人のご在世であった当時、弟子は師匠の私有とみなされていたようです。背景には専修念佛の道場(現代のお寺に匹敵します)を運営する経済的基盤がいずれも脆弱であったということがあり、道場主は厳しい運営を続けていかざるをえなかったのですが、それでもなお、親鸞聖人は本当の師弟関係とはどうあるべきか、信心とは誰からいただくものなのかというご自身のお考えを、この第六章でおっしゃっています。そのお心を味わいました。ご参加 いただいた皆さま、誠にありがとうございます。
今回のテキストはコチラ、レジュメはコチラです。参加できなかった方はご参照ください。
次回以降も関心のある方はどなたでもお気軽にお越しください。次回は8月17日(金)19時から20時を予定しております。会場はフレサよしみです。お待ちしております。